2021-07

銃/中村文則

NODOKAの感想あなたは何かを破壊したい衝動に駆られたことはありますか。私はあります。昔働いていた職場で使っていた高級茶器を割りたくなったことがありました。これといった理由は特になかったけどそういったことが何度かありました。たぶんイライラ...
ひとりごと

関西弁の用法

私の生まれは静岡なもんで、比較的標準語に近い言語の文化で育ってきた。静岡弁はこれと言って特別なイントネーションも無い。強いていえば「〜ら」「〜だら」と言う語尾が特徴的なくらいで、それも意味は明快で、標準語の「でしょ」である。そのため大学入学...

平成くん、さようなら

古市憲寿さん著、を読み終えて。少しストレス発散したかった休日に、近くの市民の森ってところで森林浴&読書してきました。天気良くて、良い感じに木陰のところを発見できたので、そこでおにぎりやお菓子をつまみながら読書。ベンチとRYO最高でした。川の...

三四郎

"上から桜の葉が時々落ちて来る。その一つが籃(バスケット)の蓋の上に乗った。乗ったと思ううちに吹かれて行った。風が女を包んだ。女は秋の中に立っている。"これは三四郎が広田先生の新居の掃除に行った時に美禰子(みねこ)と再会する場面。この後三四...

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

この本は芸人のオードリーの若林(敬称略します)が書いた本だ。彼のことはテレビを通して知っていて、このタイトルと若林が書いたということで純粋に面白そうだなと思い手に取った。帯には、「ぼくは今から5日間だけ、灰色の街と無関係になる。」とあった。...

シークレット・ウォーズ
イランvsモサド・CIAの30年戦争

1979年のイラン革命以降、イランとイスラエル・アメリカがどのような対立をしてきたのかを著者のロネン・バーグマンが、10年に及ぶデータ収集と300人以上の関係者へのインタビューからまとめあげた本書。この本の感想は一言で言うと「映画のよう」で...