遡ること3年前、岡山県玉野市宇野で崎山くんを聴き、直島の親指アートに首を傾げ、海外からのゲストとheve dinner at SUKIYAし、時に瀬戸内海にバカヤロー。
つまり、私たちは瀬戸内にあるゲストハウスとカフェで働いていました。
そして静岡へ。同時にコロナの始まり。
かつての私たちは、そこにはいなかった。
バナナが1本ありました。青い南の空の下。
子供が2人で取り合っこ、バナナはつるんと飛んでった。
バナナはどこへ行ったかな。どこかな?
何処、何処、目のやり場も無いよ、熱いほどでも、探してるよ、ましてるよ
チョコをかけよう。
「チョコバナナ…」
つぶやいた。こどもたちの声。
雨のマーチが聞こえる。
ということで、静岡でゲストハウスをしようと思いましたが、コロナで二進も三進もどうにもブルドッグ状態になりました。そんな中でもできることを探し、気付けばチョコバナナやさんをしていました。
見える、見えるぞ!
チョコバナナのカラースプレーが光った。
その中から小さな女の子が尋ねた
『あなたが落としたのは夏目金之助ですか、夏目銀之助ですか』
「私が落としたのは、普通の夏目鉄之助です」
『よし、夏目金之助を授けよう』
だから、私たちは伊豆の修善寺温泉街で【文豪カフェ】をやりました。
そして今、キッチンカー。
思えば幾千の夜を超えても私たちはそういう運命にあったのかもしれない。
『明暗』にも出てくるポアンカレいわく、偶然とは、原因が複雑すぎて見当がつかない事。
あの日、偶然始まった。
そしてこの先も偶然を辿っていく。
のっそのっそ。
We will start Food truck.
つまりは、移動式ブックカフェ始めます。
よおし、いっぱい移動するぞ〜‼︎
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