6月の一冊

道草と徒然草

「道草」
自伝小説として読むと、漱石の気難しさが分かる。というか、気難しいを通り越して、けっこうなモンスター感を感じた。(特に妻に対して)
とはいえ、金銭面など色々頼られるのも大変そうで。。。
「片付かない」ってこういう事だったんですね。

「徒然草」
“日本三大随筆”といわれると、すごい難しいもののような気がして、今まで読む気も起こらなかったけど、ある時古本屋さんで目に止まった。読んでみると、徒然草って”エッセイ”だった。
貴族出身で、役人だったけど後に出家をした経験豊富な50歳近いおじさんのエッセイ。
現代にも通ずることを言っていたり、当時の様子が分かったりで、意外と面白かった。

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