読書会 at 三島市立公園楽寿園 @rakujyu_mishima
今回は、よく出店させてもらっている三島市の楽寿園で読書会。
外で風を感じながらの読書会、やってみたかったので嬉しかった。楽寿園はベンチもあるし木陰もあるし、外で読書会するにはもってこいです。(でもこれからの季節ちょっと不安…)
ということで、今回は好きな本、おすすめの本を紹介する回でした。”本”といっても、小説、実用書、図鑑、辞書、写真集、画集、、なんでもOKなので、もちろん漫画もwelcomeです。漫画好きだけど、最近全然読んでないのでこうやって紹介してもらえるのはありがたいです。私も次は自分の大好きな漫画持っていこうと思っています。
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今回の本を少し紹介📚
『星旅少年』 / 坂月さかな
“303”という名の、いろんな星を旅する星旅人(ほしたびびと)が主人公。静かでやさしい世界だけども、少し陰があって哀しさ寂しさみたいなものもあって。その世界観にどんどん惹き込まれます。青い世界感とイラストのタッチが癒されるので寝る前に読みたい一冊。
『違国日記』 / ヤマシタトモコ
最近映画化された作品。人見知りな小説家と、その姉の遺児との同居生活のおはなしです。作中にある、「あなたを愛せるかどうかはわからない。でも、わたしは決してあなたを踏みにじらない。」という言葉にあるように、愛情や同情というよりも、ひとりの人間として尊重してくれる安心感。そんな言葉をかけられる人になりたい。
⬆︎この2作品には共通点があって、それぞれに”足湯”のシーンが出てくる。人の足を温めてあげるっていうのは、なんとあたたかい行為なんだろう。
『本日は、お日柄もよく』 / 原田マハ
会社員として働いていた頃、仕事の忙しさに翻弄されていた時に読んで、「よし、仕事頑張ろう!」と気合いの入った一冊。”スピーチ”を生業とするスピーチライターの仕事の話で、言葉の力を改めて感じた。自分の発する言葉を大切にしようと思う。
『時をかけるゆとり』 / 朝井リョウ
朝井リョウさんのエッセイ。どっしりした重めの作品も書くのに、エッセイは爆笑の連続。読んでると声に出して笑ってしまうので公共の場で読むのはNG。何も考えたくない時、しんどい時におすすめです。
『「月給100円サラリーマン」の時代』 / 岩瀬彰
戦前の普通の人の生活とはどんなものか。具体的に給料やものの値段、何にお金を使うか。歴史には載っていないリアルが書かれています。その時代の小説を読んでいても当時の価値観が分からない、そんな昔と今との溝を埋めてくれます。
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今回集まったいろんなジャンルの作品たち。気になった方はぜひ手にとってみてください📖
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