「しゃべりたい本」読書会 #12

2024.09.13

読書会 at すずしげキッチンカーオアシス @suzushige_oasis

今回も、喋りたい本を持ち寄っての読書会です。それぞれ特色が違って、今回もまた楽しい読書会でした。
それではさっそく今回持ち寄られた本たちの紹介です☟

■ありがとう / サトウハチロー
ドラマ「この声をきみに」の朗読教室で読まれていた作品、『ことばはやさしく美しくひびきよく』が収録されている詩集。今回の読書会では、その詩の朗読もしてくださった。文字を読むのもいいけれど、聞くのもやっぱりいいですね〜

■のはらうた / くどうなおこ
“のはらみんなの代理人”のくどうなおこさん。野原にいる色んな虫や風や、いろんなものが詩を読んでいる。カマキリの”かまきりりゅうじ”はみんな知ってる気がする。こういう感性いいなぁ

■なぞなぞあそびうたII / 角野栄子
『魔女の宅急便』の原作者でお馴染みの角野栄子さん。こんな面白い本も作ってました。スズキコージさんの絵がまた何ともいえずいい味を出してる。この絵のタッチ好き…‼︎

■白のなぞなぞ / 柴田武 谷川俊太郎 矢川澄子 編
いろいろな国のなぞなぞが載っている本。シリーズ世界のなぞなぞの第2弾。実際に解いてみたけど、これはなぞなぞ…?というようなのもあったけど、おんなじ答えのなぞなぞでも国によってバラバラで面白い。

■いろいろ/ 上白石萌音
女優であり歌手の上白石萌音さんのエッセイ集。タイトルの『いろいろ』、エッセイとか旅行のルポとか、そういう色んなものが載っているとという”色々”と、スタッフの方から見た萌音さんの”色”が、ページの要所要所にその色ごとに書かれていて、そういう”色々”。凝ってるなぁ〜素敵。

■たんぱく質のしくみ
絵がたっぷり使われていてとっても読みやすい一冊。覚えたのは、「体重×1.3g=1日に必要なたんぱく質の量」。みんなしっかり摂取していきましょう。この本の内容より、この本からの流れで始まった、なかやまきんに君とケインコスギの漫才が気になり過ぎるので見ようと思います。

■友情 / 武者小路実篤
猛烈な片思いをする男の人、野島の恋と友情の物語。親友と三角関係になり結局失恋してしまう。主人公の盲目っぷりにツッコみたくなるけど、気付けば共感してしまっていた。みんなにもそんな過去あるのでは…?

■愛がなんだ / 角田光代
こちらも猛烈な片思いの話だけど、もうぶっ飛びすぎててついていけない。『友情』の野島は、片思いの相手をもはや神格化していたけど、『愛がなんだ』のテルコはもう駄目なところも全部大好き状態だから、もう無敵。ちょっと怖い…。

以上の8冊でした📚

気になる本あれば是非お手に取ってみてください。秋の夜長にどうぞ🍠

コメント